その特徴と初期症状を知る|怖い病気の下肢静脈瘤は早めに予防~方法や原因を知る~

初期症状をしっかり把握|下肢静脈瘤を正しく治療しよう

その特徴と初期症状を知る

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下肢静脈瘤になったら何科を受診したらいいの?

下肢静脈瘤の診察は血管外科で行っています。しかし、実際に受診しようと思っても、血管外科のある日本の病院は多くありません。代わりに心臓血管外科がその診察をしている場合がほとんどです。一部では、一般の外科や皮膚科、形成外科などでも診療を行っているところがあります。また、下肢静脈瘤専門のクリニックも増えてきているので探してみてください。下肢静脈瘤は足の筋肉のポンプ機能の低下と静脈弁の損傷が原因です。命の危険はありませんが、まれに湿疹ができたり、潰瘍ができて重症化する場合があります。気になった方は、かかりつけの病院や医師に紹介してもらい早めの治療を心がけましょう。また、インターネットの情報も参考にしてみてください。

下肢静脈瘤の初期症状に気づこう!

初期のころは自覚症状はほとんどありません。ただ、血管が浮き出ているとか青色や赤紫に変色しているなど、見た目で大きく変化があるので、気が付いたら注意が必要です。他にも、足がだるい、むくむ、夜に足がつることが多くなったという人は下肢静脈瘤の可能性があります。これらの症状は、足の血流が悪くなることが原因で、ふくらはぎで起こることがほとんどです。また、下肢静脈瘤は遺伝性が確認され、加齢に伴って増えていきます。女性は妊娠時のホルモンの影響で静脈弁が壊れやすくなっているので発症しやすくなっています。加えて立ち仕事が多い人、肥満や便秘も悪化の要因です。これらの条件に当てはまる人は、日ごろから注意が必要です。

下肢静脈瘤になっても焦らない!Q&Aでお悩み解決

どのような仕事の人が下肢静脈瘤になりやすいのですか?

理容師や美容師、調理師、販売員など長時間立ちっぱなしにならざるを得ない職業は注意が必要です。そうでなくとも、1日に10時間以上立っていることがある方は重症化のリスクがあるので、ふくらはぎに違和感を感じたら早めの受診を心がけてください。

どのような治療法がありますか?

傷んだ静脈を切除するストリッピング手術が代表的です。他には、静脈瘤に硬化剤を注射して固めてしまう硬化療法、静脈瘤のある血管を高周波やレーザーでふさいでしまう血管内治療、生活習慣の改善や弾性ストッキングで症状の改善や進行を予防する保存療法があります。

保険は適用されますか?

ストリッピング手術、硬化療法、血管内治療については保険が適用されますが、保存療法における弾性ストッキングの購入などに対しては適用外です。と言っても、保存療法は比較的軽度の症状や手術後の再発防止に対処するもので、完治を目的とはしていません。完治を目指すなら他の治療法を選ぶ必要があります。

治療にはいくらかかりますか?

いずれも3割負担で、ストリッピング手術が約4万円、硬化用法には約5千円、血管内治療には約5万円が必要になります。血管内治療が一番高額ですが、患者への負担が一番少ないので日帰りも可能です。ちなみに、保存療法は3千円~5千円かかります。

妊娠中に治療を受けることができますか?

妊娠中に静脈の血流の悪化で下肢静脈瘤を発症した場合、出産後血流が元に戻ることが多く、また治療に使用する薬品の胎児への影響もはっきりと分からないので、妊娠中の治療はおすすめしません。もし妊娠中に下肢静脈瘤が出来てしまった時は、弾性ストッキングをしっかり履き、出産後に落ち着いてから診察を受けてください。

日常生活の中で下肢静脈瘤の予防をしよう

適度な運動と塩分や油分を控えたバランスのとれた食事は健康的な生活の基本ですが、血流の改善にも有効です。また、長時間の立ち仕事をする時はかかと立ちをしたり、座り仕事の時はこまめに足先を上下させるなどしてふくらはぎをほぐしましょう。加えて、締め付けの強い下着やハイヒールも血液の循環に悪影響を及ぼすので着用は控えましょう。

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